米国株式市場:堅調な経済指標や米中貿易協議への期待感、NYダウ、ナスダックが史上最高値を更新

株式

2019/11/18 7:48

 前週末15日の米国株式は、NYダウが前日比222.93ドル高の2万8004.89ドルと反発、ナスダック総合指数が同61.812ポイント高の8540.829ポイントと3日ぶりに反発して取引を終了。NYダウは2日ぶり、ナスダック総合指数は3日ぶりに史上最高値を更新した。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億5904万株、ナスダック市場が21億5531万株だった。

 米商務省が発表した10月小売売上高は、前月比0.3%増と市場予想の同0.2%増を上回った。また、カドローNEC(米国家経済会議)委員長が、米中貿易協議について「合意に近づいている」と発言したと伝わった。堅調な経済指標に加え、同協議の進展期待も重なり、反発につながった。NYダウ採用銘柄では、ユナイテッドヘルスやジョンソン・アンド・ジョンソン、ファイザーなどが値上がり率上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所終値比25円高の2万3365円だった。

提供:モーニングスター社

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