日経平均は24円安、朝高後に利益確定売りに抑えられる=18日前場

 18日午前9時30分の日経平均株価は前週末比24円29銭安の2万3279円03銭。朝方は、買い物がちで始まった。前週末15日に米中貿易協議の進展を示唆する米高官発言が相次いで報じられ、米主要3株価指数はそろって最高値を更新し、支えとなった。ただ、香港情勢の緊迫化や円が下げ渋ったこともあり、直後に下げに転じた。その後、持ち直す場面もあったが、利益確定売りに抑えられ、小安い水準で推移している。

 業種別では、JXTG<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株が軟調。東レ<3402.T>、ユニチカ<3103.T>などの繊維製品株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株も安い。

 半面、第一三共<4568.T>、小野薬<4528.T>などの医薬品株が堅調。任天堂<7974.T>、バンナムHD<7832.T>などのその他製品株や、住友不<8830.T>、野村不HD<3231.T>などの不動産株も買われた。

 個別では、LIXIビバ<3564.T>、チャームケア<6062.T>、福島銀行<8562.T>、ネクシィーズ<4346.T>などの下げが目立っている。半面、、阿波製紙<3896.T>、日本アクア<1429.T>が一時ストップ高となり、ヴィンクス<3784.T>、クニミネ<5388.T>などの上げも目立っている。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、26業種が下落している。

提供:モーニングスター社

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