南ア・ランド週間場況=ランド・円、方向感の乏しい展開か

経済

為替

2019/11/18 16:55

ランド高・円安 7.40円(+0.04円)

 11-15日のランド・円は上昇した。週初11日、前週末にトランプ米大統領が対中関税撤廃を否定したことが引き続き嫌気され、ランド売りが優勢となった。その後も米中通商協議「第1段階」の合意をめぐる先行き不透明感からランド・円は上値の重い展開が続いた。ただ、南ア9月鉱物生産量など一部の経済指標が良好だったほか、週後半になると先進国通貨に対して高金利通貨としての需要の高さが意識されたとの見方もあって買戻しが先行。週末15日は米中貿易協議に関して、クドローNEC(米国家経済会議)委員長やロス米商務長官が前向きな発言をしたことが好感され、ランド買いが加速した。

 債券市場で、長期債利回りは低下した。週初は米中貿易協議「第1段階」の合意をめぐる不透明感からリスク回避の債券売りが先行し利回りは上昇したが、その後は債券買いがやや優勢となった。南アランド建て15年債利回りは前週末の9.78%から9.73%に低下して越週した。

 18-22日のランド・円は、方向感の乏しい展開とみる。引き続き米中貿易協議合意の行方が注目されそうで、関連報道には神経質に反応しそう。一方、週内は南ア10月CPI(消費者物価指数)など重要経済指標の発表があるほか、21日にはSARB(南ア準備銀行)の金融政策委員会もある。利下げの可能性も指摘されており、言及があるか注目だ。

<関連銘柄>

 南ア40連動<1323.T>、iS新興国<1362.T>、上場EM債<1566.T>、

 iSエマジン<1582.T>、上場MSエマ<1681.T>

提供:モーニングスター社

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