林兼が大幅高、日米貿易協定の承認案きょう可決へ、ラクトJも高い

株式

2019/11/19 9:19

 きょう19日の衆院本会議で承認案が可決される見通しの日米貿易協定をめぐり、農産品の関連銘柄に思惑買いが向かっている。食肉卸の林兼産業<2286.T>は、前日比4.5%高の741円まで買われた。

 同協定で日本側は、牛肉や豚肉など米農産品の関税をTPP(環太平洋連携協定)と同水準に引き下げる。関税引き下げのメリットが期待される銘柄として、林兼は株価が反応しやすい。このほか、チーズのラクト・ジャパン<3139.T>が3日ぶり反発。牛丼チェーンの吉野家ホールディングス<9861.T>は小幅高となっている。

 このほか関連銘柄は食肉卸部門を持つアスモ<2654.T>や、果物の西本Wismettacホールディングス<9260.T>など。

提供:モーニングスター社

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