日経平均は80円程度安、売り先行後も弱含みで推移=19日寄り付き
19日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比80円程度安い2万3336円前後で推移する。午前9時19分には、同96円88銭安の2万3319円88銭を付けている。手掛かり材料難のなか、外国為替市場で、円がドルやユーロに対し、やや円高方向にあることから、売りが先行した。その後も、弱含みで推移している。現地18日の米国株式市場では、NYダウとナスダック総合指数が続伸し、ともに史上最高値を更新。一方、シカゴ日経平均先物の清算値は、18日の大阪取引所終値比5円安の2万3395円だった。
業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株が下落。オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も安い。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も軟調。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株も下げている。
個別では、ランド<8918.T>、ZHD<4689.T>、四国電力<9507.T>、北恵<9872.T>、リニカル<2183.T>などが下落。半面、澤藤電機<6901.T>、いであ<9768.T>、木村化工機<6378.T>、オルトプラス<3672.T>、井筒屋<8260.T>などが上昇している。
東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=108円台の半ば(18日終値は1ドル=108円91-92銭)、1ユーロ=120円台の前半(同120円41-45銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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