川重、東京海上や三井物産とスペースデブリ除去の事業化で合意

株式

2019/11/20 7:34

 川崎重工業<7012.T>は18日、東京海上ホールディングス<8766.T>グループの東京海上日動火災保険、三井物産<8031.T>と、宇宙ごみ(スペースデブリ)除去の事業化(事業性・経済性の検討)を目的とする協業で合意したと発表した。

 今回の協業では、各社の強みを生かし、宇宙ごみ除去市場の創出のためのスキーム構築のほか、法整備や国際協調などの実現に向けた働きかけを行う。さらに、宇宙ごみ除去の技術やビジネスモデルを応用し、今後10年で市場規模が30億ドル(約3240億円)超になると予測される人工衛星向け軌道上サービス(燃料補給、修理改修、軌道離脱、救出など)の事業性の検討を開始するという。

 19日の終値は、川重が前日比45円安の2491円、東京海上は同9円安の5875円、三井物産は同3.5円高の1925円。

提供:モーニングスター社

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