アイカ工業が反発、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」・目標株価4100円でカバー開始

株式

2019/11/21 16:37

 アイカ工業<4206.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では20日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)、目標株価4100円でカバーを開始している。

 「オーバーウエート」付与の理由として、(1)樹脂合成技術とデザイン力を融合した戦略商品の収益貢献(2)アジア圏における事業展開(3)国内住宅市場依存度の相対的な低さ――により中期で着実な利益成長が見込まれると考えることを挙げている。同証券では、24年3月期までの5年平均連結1株利益成長率を5.7%、かつ消費税増税駆け込み需要の反動減の影響は軽微と見て、中期の安定成長を予想。このため、厳しい事業環境の会社が多い住宅・住宅設備セクターにおいて投資対象として選好され、割安感のある株価バリュエーションは修正されると考えるとしている。

 同証券では連結営業利益について、20年3月期218億円(前期比4.6%増、会社側計画は218億円)、21年3月期230億円、22年3月期240億円と試算している。

 21日の終値は前日比110円高の3480円。

提供:モーニングスター社

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