22日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、引き続き米中貿易問題や香港情勢に関連した報道に注意

為替

2019/11/22 8:33

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円20銭-109円00銭

 22日の東京外国為替市場で、ドル・円は神経質な展開とみる。手掛かり材料が乏しいことから全体的に動意は乏しいとみられる。一方、前日の米国時間は貿易問題で楽観的な発言が聞かれ、ドルが買われる場面もあったが、米議会が可決した香港人権法案を巡って中国政府が報復を示唆しており、米中対立の激化懸念が後退したとは言えない。24日には香港の区議会議員選挙を控えており、これを見極めたいとするムードも広がりそう。米中貿易問題や香港のデモに関連した報道に注意したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:10月CPI(消費者物価指数)、G20(20カ国・地域)外務大臣会合(名古屋市)

北米:米11月ミシガン大学消費者信頼感指数、カナダ9月小売売上高

欧州:独7-9月期GDP(国内総生産)改定値、ラガルドECB(欧州中央銀行)総裁が講演

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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