<特集>実力派の中小型株マーク(1)=米中通商協議を巡り足元は警戒ムード
2019/11/22 17:57
最高値更新が続いた米国株式市場も上昇一服、日経平均株価も高値圏でのもみ合いが続き、やや上値がやや重くなってきた。米中の通商交渉への期待がこれまでの上昇を支えてきたが、香港問題などを巡り、先行きに不透明感が広がっている。
いまのところ、過度に悲観視する動きはないが、リスク回避が強まれば、為替相場が円高に振れる可能性もあり、警戒は怠れない。通商協議の行方が見通せないとなると、これまで上昇をけん引してきた半導体関連などのハイテク株や景気敏感株の動きも鈍りそうだ。消去法的な発想ながら、主力株への物色が手控えられると、中小型株への注目度がアップする。業績や需給などを手掛かりに、有望銘柄を探してみたい。
提供:モーニングスター社
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