ユーロ週間場況=ユーロ・円、米中協議や香港情勢に左右される展開か

経済

為替

2019/11/25 17:01

ユーロ安・円高 119.84円(-0.37円)

 18-22日のユーロ・円は下落した。週初18日は、米政府が中国通信機器ファーウェイの禁輸猶予措置の延長を発表し、リスクオフ後退の動きからユーロ・円は上昇した。19日は、米中貿易協議への懸念が浮上する中、ユーロ・円は上値の重い展開となった。20日は、米上院で香港人権法案が全会一致で可決されたことから米中貿易協議への影響が懸念されたものの、ホワイトハウスの報道官から合意に向けた前向きな発言が出ており、ユーロ・円はもみ合った。21日は、トランプ米大統領がEU(欧州連合)に対する関税を正当化する新たな調査を検討と一部で報じられ、ユーロ・円は軟調となった。週末22日は、ユーロ圏11月総合PMI(購買担当者景気指数)が悪化し、ユーロ売り・円買いが強まった。

 債券市場で、短期債利回り、長期債利回りともに低下した。ユーロ圏11月総合PMI速報値が低迷し、利回りは低下した。ユーロ建て独2年債利回りは前週末のマイナス0.63%からマイナス0.64%に低下、ユーロ建て独10年債利回りは前週末のマイナス0.33%からマイナス0.36%に低下して越週した。

 25-29日のユーロ・円は、上値の重い展開か。ユーロ圏の経済指標が低迷する中、米中貿易協議の先行きや香港情勢によって左右される展開が続きそうだ。英国のEU離脱問題のほか、イタリアの財政赤字問題も懸念材料となる。11月ユーロ圏CPI(消費者物価指数)などの経済指標にも注意したい。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

株式新聞オリジナルアプリ

株式関連ニュース・銘柄情報に特化した株式新聞のオリジナルアプリで、
いつでも最新の情報をチェックできる便利なアプリです。

  • Google Play
  • App Store
▲ページTOPへ