日経平均は185円程度高、買い先行もしっかりした動きが続く=26日寄り付き

 26日午前9時24分すぎの日経平均株価は、前日比185円程度高い2万3478円前後で推移する。午前9時18分には、同224円50銭高の2万3517円31銭を付けている。取引時間中に2万3500円台を付けるのは、12日以来、10日ぶり。きのう25日の好地合いが継続し、現地25日の米国株式市場で、NYダウ、ナスダック総合指数がともに史上最高値を更新したこともあり、買いが先行した。その後もしっかりした動きが続いている。シカゴ日経平均先物の清算値は、25日の大阪取引所終値比95円高の2万3425円だった。

 業種別では、日立<6501.T>、ソニー<6758.T>などの電機株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が上昇。三井金属<5706.T>、住友電工<5802.T>などの非鉄金属株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も高い。出光興産<5019.T>、JXTG<5020.T>などの石油石炭製品株や、大日印<7912.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も堅調。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、ニコン<7731.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も上げている。

 個別では、日東精<5957.T>、マクニカ富士<3132.T>、キムラタン<8107.T>、YACHD<6298.T>、TOWA<6315.T>などが上昇。半面、ランド<8918.T>、昭電工<4004.T>、テラスカイ<3915.T>、山田コンサル<4792.T>、DIT<3916.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時24分時点で、1ドル=109円前後(25日終値は1ドル=108円83-85銭)、1ユーロ=120円前後(同120円03-07銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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