ユーロ週間場況=ユーロ・円、米中貿易協議や英総選挙を巡る動向に注意

経済

為替

2019/12/2 16:44

ユーロ高・円安 120.61円(+0.77円)

 11月25-29日のユーロ・円は上昇した。週初25日は、独経済指標発表を受けて景気の底打ち感が出たほか、米中貿易協議の合意に向けた期待もあり、ユーロ・円は上昇した。26日は、米中貿易協議の合意に向けた期待が続き、ユーロ・円を押し上げた。27日は、英総選挙で与党である保守党が勝利するとの予想が公表されたことから、ユーロ・円の上昇は続いた。28日は、前日に米国で「香港人権・民主主義法」が成立したことに警戒感が浮上したものの、米国が感謝祭の祝日で休場ということもあり、ユーロ・円は堅調に推移した。29日は、週末を控え、ユーロ・円は方向感に欠ける展開となった。

 債券市場で、短期債利回りは上昇した一方、長期債利回りはほぼ横ばいだった。12月12日に行われる英総選挙や米中貿易協議の合意に向け、様子見ムードが続いた。ユーロ建て独2年債利回りは前週末のマイナス0.64%からマイナス0.63%に上昇、ユーロ建て独10年債利回りは前週末のマイナス0.36%からほぼ横ばいで越週した。

 12月2-6日のユーロ・円は、米中貿易協議などの外部環境に左右される展開か。米中貿易協議への進展期待が浮上する一方で、トランプ米大統領による香港人権法案への著名によって警戒感も高まっている。米国では重要経済指標の発表も予定されており、これらの材料次第で変動する可能性がある。英総選挙を巡る動向にも注意したい。

提供:モーニングスター社

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