3日の東京株式市場見通し=反落後はもみ合いとなりそう

国内市況

株式

2019/12/3 7:47

 予想レンジ:2万3200円-2万3400円(2日終値2万3529円50銭)

 3日の東京株式は反落後、もみ合いとなりそう。日経平均株価はきのう2日に年初来高値を更新した反動や、現地2日の欧米株式が下落した動きなどから、売り先行のスタートとなろう。25日移動平均線は、2日時点で2万3228円近辺で推移していることから、同線が意識される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(2日終値は109円59-60銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の後半(同120円73-77銭)と小動き。対ドルで円高の動きもあり、輸出関連銘柄には重しとなりそう。2日のADR(米国預託証券)は円換算値で、パナソニック<6752.T>、キーエンス<6861.T>、ファナック<6954.T>などが、2日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比345円安の2万3215円だった。(高橋克己)

3日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 11月マネタリーベース

・10年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・20:00 ブラジル7-9月期GDP

・NATO首脳会議(ロンドン)4日まで

・豪州準備銀行理事会

・決算発表=セールスフォース・ドットコム、ワークデイ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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