3日の債券市場見通し=反発し堅調な展開か

債券

2019/12/3 8:22

予想レンジ:債券先物中心限月(19年12月限)152.75円-153.15円、長期国債利回りマイナス0.090%-マイナス0.050%

 3日の債券市場は反発し堅調な動きとなりそうだ。

 前週末の米債券市場は3日続落となった。「トランプ大統領がブラジルとアルゼンチンへの鉄鋼関税に言及したことや、米経済指標の悪化を受けてリスク回避的なムードになった。

 国内市場では、先物・夜間取引は、下値を探った後、切り返して引けたことで、底堅くスタートしそうだ。円高・株安も追い風となる見通し。

 財務省が実施する10年国債入札が需給面の材料として注目される。「絶対水準面の買いにくさは薄れているうえ、外国人需要への期待もあり、しっかりとした需要を取り込みそうだ」(銀行系証券)との見方。入札をこなした後、反発に向かう可能性が高い。

提供:モーニングスター社

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