日経平均は190円安、全33業種中31業種が下落、値下がり銘柄数1600超

国内市況

株式

2019/12/3 10:05

 3日午前10時時点の日経平均株価は前日比190円81銭安の2万3338円69銭。朝方は、2日の欧米株安を受け、売り優勢で始まった。米経済指標が低調だったほか、トランプ米大統領がブラジルとアルゼンチンから輸入する鉄鋼とアルミニウムに対して直ちに関税を課すとツイートし、投資家心理が後退した。円高・ドル安も重しとなり、前場早々に2万3186円84銭(前日比342円66銭安)まで下押した。一巡後は、円伸び悩みもあって下げ渋りの動きとなっている。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり365、値下がり1672。東証業種別株価指数では全33業種中、31業種が下落している。値下がり率上位業種は、水産農林、保険、ガラス土石、パルプ紙、海運など。値上がりは2業種で、鉱業、証券商品先物。

午前10時ごろの値上がり率上位銘柄(東証1部)

・阿波製紙<3896.T>

・日神不動産<8881.T>

・本多通信<6826.T>

・JSB<3480.T>

・廣済堂<7868.T>

午前10時ごろの値下がり率上位銘柄(東証1部)

・ピジョン<7956.T>

・オリバー<7959.T>

・日産車体<7222.T>

・ザッパラス<3770.T>

・SOMPOH<8630.T>

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ