4日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、108円台で軟調推移か

為替

2019/12/4 8:32

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円20銭-108円80銭

 4日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=108円台で軟調推移が見込まれる。トランプ米大統領が米中貿易協議の合意について、「大統領選(20年11月)のあとでも構わない」と急がない姿勢を示したうえ、ロス米商務長官が15日に予定されている対中国制裁関税「第4弾」の発動について合意がなければ引き上げると表明。米中貿易問題への楽観的な見方が後退し、米国株が大幅に下落したため日経平均株価も調整する公算が大きく、ドル・円は上値の重い展開が予想される。国内では材料が乏しいが、トランプ大統領の発言などを受けた中国側の反応には注目しておきたい。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

中国:11月財新メディア非製造業PMI(購買担当者景気指数)

北米:米11月ADP全米雇用報告、米11月ISM(供給管理協会)非製造業景気指数、クオールズFRB(米連邦準備制度理事会)副議長が米下院金融サービス委員会で証言

その他:豪7-9月期GDP(国内総生産)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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