6日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、方向感の出にくい展開か

為替

2019/12/6 8:43

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円30銭-109円00銭

 6日の東京外国為替市場のドル・円は、108円台後半を中心に方向感の出にくい展開になるとみられる。

 きのうの米国時間は、米中貿易協議の第1段階合意が15日に迫る米国による対中追加関税引き上げまでになされるか否か不透明感が残る中で、ドル・円はやや軟化した。

 きょう東京時間でも、米中貿易協議への不透明感がドル・円の下押しとなる可能性があるものの、108円台半ばでは底堅く、国内輸入企業からのドル買い・円売りが入りやすいとみられる。また、前日は米国株が小幅高となったが、その流れを受け日経平均株価が買い先行となれば、ドル・円をサポートしそうだ。ただ、米国時間に米11月雇用統計の発表を控えていることもあり、次第に様子見ムードが強まってくるとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

米国:11月雇用統計、12月ミシガン大学消費者マインド指数・速報値、10月消費者信用残高

その他:ブラジル11月拡大消費者物価指数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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