スバル興が大幅高で連日の年初来高値、通期の業績予想を上方修正

株式

2019/12/6 13:10

 スバル興業<9632.T>が大幅高で6日続伸。5日引け後の決算発表で、20年1月期の連結業績予想を上方修正したことが好感されている様子。株価は前日比750円高の9210円まで値を上げ、5日の年初来高値8550円を更新している。

 20年1月期第3四半期累計(19年2-10月)は、売上高198億8000万円(前年同期比5.7%増)、営業利益32億9500万円(同36.5%増)。「不動産事業」が営業利益2億8600万円(同10.7%増)と順調に推移する中、主力の「道路関連事業」が高速道路のリフレッシュ工事や災害復旧工事および橋梁補修工事の完工などにより、営業利益を34億5200万円(同37.5%増)に伸ばして全体をけん引した。これを踏まえ会社側は通期の業績予想について、売上高を従来の265億円から268億円(前期比6.5%増)に、営業利益を35億7000万円から38億3000万円(同25.6%増)にそれぞれ引き上げている。また、期末の配当予想も従来の50円から290円に引き上げ、年間340円(前期は190円)配当とした。

 午後1時6分現在の株価は400円高の8860円。

提供:モーニングスター社

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