<話題>11月度の月次成績で株価に明暗

株式

2019/12/6 17:50

 今週(2-6日)目に付いたのは、11月度の月次売上高等が株価に与えた影響。もちろん株価の位置やサプライズ度合によっても違うが、何かこれまでよりも株価の動きが増幅されているような印象を受けた。

 例えば串カツ田中ホールディングス<3547.T>。4日引け後に発表した19年11月期11月度の直営店売上高は、既存店が前年同月比11.9%減で、全店は同15.5%増。消費税増税や禁煙化後の客層の変化により、客数・単価ともに減少する中、既存店は2ケタの減収。ちなみに、既存店売上高の増減率は7月度の同4.1%減から8月度は同3.3%減へと若干回復したが、その後9月度は同6.5%減、10月度は同8.2%減と悪化し、11月度で3カ月連続悪化した形。これを受け株価は4日の終値2393円に対し、6日は2130円まで値を下げる場面があった。

 一方、急騰したのがコックス<9876.T>。5日引け後に発表した20年2月期11月度の売上高は、既存店が前年同月比6.0%増で、全社は同0.2%増。伸び率は高くないが、それぞれ10月度の6.5%減、10.6%減から大きく勢いを取り戻したことが評価された様子。11月上旬は気温が下がらず、冬物商品の動きが鈍く計画を下回ったが、中旬からはメンズ、レディスともにアウター、ニットの売上が好調に推移したとする中、6日に株価は前日比50円ストップ高の225円買い気配で終了した。

 また、順当な動きをみせたのがジンズホールディングス<3046.T>。5日引け後に発表した20年8月期11月度の国内直営アイウエア専門ショップの売上高(速報)は、既存店が前年同月比3.6%増で、全店は同6.9%増。消費税増税に伴う反動の影響が月後半にかけて一段落した他、店頭展開を強化している「スリム エアフレーム」や「ラバーモダン エアフレーム」をはじめとしたエアフレームシリーズが好調に推移したとし、株価は前日比140円高の6900円まで上伸。10月29日に付けた年初来高値6990円に接近した。

 これから年末・年始商戦を迎えるにあたり、どの銘柄がどんな理由でどのような月次成績をあげているのか、注目が怠れない。

提供:モーニングスター社

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