<相場の読み筋>12月9日
2019/12/9 7:29
前週末6日の米国株式は、3日続伸した。NYダウが前日比337.27ドル高の2万8015.06ドル、ナスダック総合指数が同85.828ポイント高の8656.529ポイントで取引を終了。NYダウは終値ベースで11月29日以来、5営業日ぶりに2万8000ドル台を回復した。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億5041万株、ナスダック市場が20億2328万株だった。米11月雇用統計で、非農業分野の雇用者数が季節調整済みで前月比26万6000人増となり、市場予想平均の同18万3000人を大幅に上回った。堅調な雇用情勢を好感し、買い優勢の展開が続いた。NYダウ採用銘柄では、3M(スリーエム)やゴールドマン・サックス、ボーイングなどが値上がり率の上位に入っている。
9日の東京株式は買い先行後、堅調な展開か。前週末にかけて堅調な動きとなっていたことに加え、前週末6日の米国株式が大幅高を演じたこともあり、買い優勢のスタートとなろう。2日に付けた終値ベースの年初来高値(2万3529円50銭)が意識される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の半ば(前週末6日の終値は108円66-67銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の前半(同120円68-72銭)と円高に振れている。前週末6日のADR(米国預託証券)は円換算値で、パナソニック<6752.T>、TDK<6762.T>、キーエンス<6861.T>などが、同6日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同6日の大阪取引所終値比110円高の2万3520円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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