日立、英日立レール社が車両供給と保守に関する契約を約500億円で締結

株式

2019/12/10 7:31

 日立製作所<6501.T>は前週末6日、英鉄道システム事業会社の日立レール社が、鉄道運営会社のファースト・トレニタリア社と、英西部を南北に走行するWest Coast Main Line(西海岸本線)向け都市間高速鉄道車両135両(23編成)の供給と保守に関する契約を約3億5000万ポンド(約500億円)で締結したと発表した。

 今回、日立レール社が供給する新車両は、22年に営業運転を開始する予定で、英運輸省から旅客鉄道事業の運営権を付与されたファースト・トレニタリア社が、Avanti West Coast(アヴァンティ・ウェスト・コースト)として運営を行う。電化区間専用車両10編成(1編成あたり7両)と、電化・非電化区間双方の路線を走行することができるバイモード車両13編成(1編成あたり5両)で構成され、ロンドンと英中西部ウェスト・ミッドランズ地域およびリバプールを結ぶ路線を電化区間専用車両、ロンドンとウェールズ北部を結ぶ路線をバイモード車両が走行するという。

 9日の終値は、前週末比73円高の4292円。

提供:モーニングスター社

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