三菱重工、グループのMHPSがタイIPP向けにガスタービンを出荷

株式

2019/12/10 7:33

 三菱重工業<7011.T>は前週末6日、グループの三菱日立パワーシステムズ(MHPS)が5日、主力ガスタービンJ形シリーズの最新機種であるJAC(J-series Air-Cooled)形の出荷を、同社高砂工場(兵庫県高砂市)から行ったと発表した。

 タイ最大の独立系発電業者(IPP)のガルフ・エナジー・デベロップメント社(PLC)と三井物産<8031.T>の合弁事業会社が首都バンコクの近郊で進める天然ガス火力発電所2カ所の建設プロジェクト向けとして、昨年2月に受注していた8基のうちの初号機で、総出力530万キロワットのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)火力発電設備を構成するもの。商業運転開始は21年を予定し、運転開始後は天然ガスを主燃料とし、電力はタイ電力公社に販売され、高効率のクリーン電源として同国の堅調な経済を支えるという。

 9日の終値は、前週末比35円高の4281円。

提供:モーニングスター社

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