<相場の読み筋>12月10日
2019/12/10 7:55
9日の米国株式は、4日ぶりに反落した。NYダウが前週末比105.46ドル安の2万7909.60ドル、ナスダック総合指数が同34.702ポイント安の8621.827ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億6056万株、ナスダック市場が20億3919万株だった。前週末6日にかけて3連騰を演じ、NYダウは6日に、5営業日ぶりとなる心理的なフシ目の2万8000ドル台を終値で回復していたことから、反動の売りが優勢となった。また、中国への第4弾の追加関税策の発動を15日に控えることから、手控えムードも加わり軟調に推移した。NYダウ採用銘柄では、アップルやゴールドマン・サックス、ウォルト・ディズニーなどが値下がり率の上位に入っている。
10日の東京株式は、弱含みの展開か。きのう9日の日経平均株価は、買い先行後に戻り待ちの売りに押され上値が重かった。現地9日の欧米株式が下落したこともあり、朝方は売り先行のスタートとなりそう。また、現地10日から11日にかけてFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されることもあり、模様眺めムードが広がることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の半ば(9日終値は108円56-57銭)、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の前半(同120円13-17銭)と小動き。9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、ソニー<6758.T>、キーエンス<6861.T>、東エレク<8035.T>などが、9日の東京終値に比べしっかり。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比70円安の2万3370円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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