10日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、重要イベントを控え様子見か

為替

2019/12/10 8:42

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円20銭-108円80銭

 10日の東京外国為替市場のドル・円は、108円台半ばを中心に膠着しそうだ。

 きょうからあすにかけてFOMC(米連邦公開市場委員会)が控えているほか、今週はラガルドECB(欧州中央銀行)総裁就任後初の理事会、英総選挙、そして15日には米国による対中制裁関税「第4弾」の全面発動が予定されるなど、目の離せない政治・経済イベントが相次ぐ。こうした中、きょうは様子見ムードが広がりそうだ。

 一方、日経平均株価が売り先行で始まれば、ドル・円を下押ししそうだが、企業決済が集中する5・10日(ごとおび)であることから108円台前半では国内輸入企業からのドル買い・円売りが入りやすくなりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:11月マネーストック、11月工作機械受注、5年国債入札

米国:FOMC(米連邦公開市場委員会、-11日まで)、10年国債入札

その他:中国11月CPI(消費者物価指数)、中国11月PPI(生産者物価指数)、独12月ZEW景況感指数、タイ市場休場

提供:モーニングスター社

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