日東網が続急伸で年初来高値を更新、上期の大幅増益を材料視

株式

2019/12/10 12:35

 日東製網<3524.T>が続急伸。9日引け後の決算発表で、20年4月期上期(19年5-10月)の連結営業利益が大幅増益を達成したことが材料視された様子。株価は前日比78円高の1728円まで値を上げ、4月23日に付けた年初来高値1713円を更新している。

 20年4月期上期は、売上高96億9700万円(前年同期比11.1%増)、営業利益3億4900万円(同61.0%増)。主力の「漁業関連事業」において、定置網部門の売上高は減少したが、旋網部門や船舶部門の増加に加え、作業の効率化、貸倒引当金繰入額の減少により、営業利益が3億1200万円(同41.2%増)となって全体をけん引した。「陸上関連事業」も獣害防止ネットや陸上ネットの施工工事の売上増により、営業損益は3600万円の黒字(前年同期は400万円の赤字)に転換している。

 午後零時33分現在の株価は50円高の1700円。

提供:モーニングスター社

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