ライクキッズが急落、上期は大幅な営業減益

株式

2019/12/10 14:39

 ライクキッズ<6065.T>が反落。9日引け後の決算発表で、20年4月期上期(19年5-10月)の連結営業利益が大幅減益となったことが嫌気されている様子。株価は前日比62円安の848円まで値を下げている。

 20年4月期上期は、売上高108億1200万円(前年同期比10.1%増)、営業利益3億1000万円(同52.9%減)。主力の「公的保育事業」において、売上高は89億9600万円(同13.3%増)と2ケタ増収だったが、認可保育園における運営補助金の加算額減少、新規開設に向けた人材確保が好調なことによる人件費の増加により、営業利益は7億1300万円(同27.4%減)に減少。全体の重しとなった。

 ただ、同社では20年4月に21カ所の認可保育園の開設を予定しており、賃料や設備、人件費等の先行投資で当上期は減益となったが、計画を上回っていることから売上高228億円(前期比11.0%増)、営業利益6億円(同27.7%減)とする通期業績予想に影響はないと考えている。

 午後2時36分現在の株価は45円安の865円。

提供:モーニングスター社

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