清水建設、高速道路の床版取り替え工事向けに軽量で優れた施工性を備えたPCa合成床版を共同開発

株式

2019/12/10 16:23

 清水建設<1803.T>は10日、高速道路の大規模更新に伴う床版取り替え工事向けに、軽量で優れた施工性を備えたPCa合成床版「SLaT-FaB床版」を日本ファブテック(茨城県取手市)と共同開発したと発表した。

 従来の取り替え用のPCa床版は、既設床版に比べると厚み重量とも増していたが、「SLaT-FaB床版」は既設床版と同等の厚さを確保し重量を抑えたという。その結果、床版を支える既設桁については、老朽化している部分を除き、補強工事が不要になるという。同社では、「SLaT-FaB床版」を、受注した高速道路の更新や修繕工事の改善提案に織り込み積極的に展開していくことで、適用拡大に結びつけていくとしている。

 10日の終値は、前日比4円安の1099円。

提供:モーニングスター社

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