日立建機、バッテリー駆動式ミニショベルの試作機を開発

株式

2019/12/11 7:33

 日立建機<6305.T>は9日、今後、急速な市場の立ち上がりが予想される電動化建機の技術を確立するため、バッテリー駆動式ミニショベルの試作機(5トンクラス)を開発したと発表した。

 今回開発した試作機は、ミニショベル・ミニホイールローダなどの開発・製造・販売を行う100%子会社の日立建機ティエラが、European Application Center(EAC社)と連携して開発。狭小地でも作業効率の良い後方超小旋回型ミニショベル(5トンクラス)をベースとした点と、バッテリー電源と商用電源を併用することができる点が大きな特長という。ミニショベルの特長を最大限に生かせるよう、バッテリー・システムの小型化と長時間稼働の実現を追求し、開発を通じて、従来のモデルと同等のサイズで収まる技術的なめどがついたとしている。

 10日の終値は、前日比30円高の3105円。

提供:モーニングスター社

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