米国株式市場:FOMCは現状の政策金利を据え置き、NYダウ・ナスダック3日ぶり反発

株式

2019/12/12 7:46

 11日の米国株式は、3日ぶりに反発した。NYダウが前日比29.58ドル高の2万7911.30ドル、ナスダック総合指数が同37.867ポイント高の8654.051ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が7億5321万株、ナスダック市場が20億1767万株だった。

 注目されたFOMC(米連邦公開市場委員会)では、全会一致で現状の政策金利の据え置きを決定。低金利政策が継続するとの見方が優勢となり、株価の上昇につながった。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は会見で、「利下げ効果が完全に表れるには時間が必要」との考えを示した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップルやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトなどが堅調で、同指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比75円高の2万3445円だった。

提供:モーニングスター社

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