12日の東京外国為替市場見通し=欧州の重要イベントを控えドル・円こう着か

為替

2019/12/12 8:45

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円20銭-108円80銭

 12日の東京外国為替市場でドル・円は、欧州の重要イベントを控えこう着しそうだ。

 きのうの今年最後のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、市場予想通り政策金利据え置きを決定。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言も利上げに慎重と受け止められ、小幅にドル買い・円売りが進んだ。

 きょうはラガルドECB(欧州中央銀行)総裁就任後初の理事会、英総選挙と重要イベントが控える。東京時間では、重要イベントの結果待ちムードから1ドル=108円台半ばを中心としたこう着相場となりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:10月機械受注、11月都心オフィス空室率、雨宮正佳日銀副総裁が岡山県の金融経済懇談会であいさつ

米国:11月PPI(生産者物価指数)、30年国債入札、米下院の19年会期末

その他:インド11月CPI(消費者物価指数)、トルコ中銀金融政策決定会合

、ECB理事会およびラガルドECB総裁会見、英国議会総選挙、EU(欧州連合)首脳会議(13日まで)、メキシコ市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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