日経平均は510円程度高、トランプ米大統領が米中第1段階合意を承認と報じられ買い優勢=13日寄り付き
13日午前9時27分すぎの日経平均株価は、前日比510円程度高い2万3935円前後で推移する。午前9時26分には、同540円44銭高の2万3965円25銭を付けている。きのう12日に反発した動きに加え、ブルームバーグ通信社は現地12日に、トランプ米大統領が中国との第1段階での貿易合意を承認し、15日に発動を予定していた関税引き上げ策を見送ると報道。貿易対立の解消期待から、買い優勢の展開が続いている。為替相場が円安に振れていることも支えとなっている。シカゴ日経平均先物3月限の清算値は、12日の大阪取引所終値比300円高の2万3700円だった。12月限の株価指数先物・オプションのSQ(特別清算指数)の市場推定値は2万3895円88銭。
業種別では、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株が上昇。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も高い。出光興産<5019.T>、JXTG<5020.T>などの石油石炭製品株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も堅調。国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、AGC<5201.T>、太平洋セメ<5233.T>などのガラス土石株も上げている。
個別では、わかもと<4512.T>、クニミネ<5388.T>、タツモ<6266.T>、サンデンHD<6444.T>、THK<6481.T>などが上昇。半面、三井ハイ<6966.T>、オハラ<5218.T>、ランド<8918.T>、ミサワ<3169.T>、くら寿司<2695.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時27分時点で、1ドル=109円台の半ば(12日終値は1ドル=108円64-65銭)、1ユーロ=122円台の前半(同120円99銭-12円03銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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