三井ハイが5日ぶり急反落、20年1月期の連結損益予想を下方修正

株式

2019/12/13 16:32

 三井ハイテック<6966.T>が5日ぶりに急反落し、一時484円安の1697円を付けた。12日引け後、20年1月期の連結損益予想を下方修正。赤字に転落する見込みとし、嫌気された。

 20年1月期業績予想で、売上高は860億円(前期比4.9%増)を据え置いたが、営業損益は3億円の黒字から2億円の赤字(前期は4億9900万円の黒字)に引き下げた。売上高は、電機部品事業で載向けモーターコアの需要が堅調に推移したものの、電子部品事業で半導体市場の低迷が継続。スマートフォンなどの携帯用端末、民生および車載向けリードフレームの需要が従来予想を下回る。損益面では、電子部品事業の売上高減少と原材料価格上昇、電機部品事業の原材料価格上昇などの影響で、赤字に転落する見込み。

 20年1月期第3四半期(19年2-10月)決算は、売上高が644億6500万円(前年同期比3.7%増)、営業損益は1億400万円の赤字(前年同期は7億6600万円の黒字)だった。

 13日の終値は、前日比445円安の1697円。

提供:モーニングスター社

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