<特集>掉尾の一振、期待の銘柄(2)=FUJIMI―通期業績の上ブレに期待
2019/12/13 17:45
フジミインコーポレーテッド<5384.T>を狙ってみたい。20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績は好進ちょくを示しており、据え置かれた通期予想は上ブレの可能性がある。
同社はシリコンウエハ研磨剤の世界最大手で、半導体の微細化の進展を追い風としている。20年3月期上期は、売上高188億8400万円(前年同期比1.5%減)、営業利益28億6300万円(同1.8%増)。主力のCPM(化学的機械的平坦化)装置向け製品が最先端半導体デバイス向けの伸長で売上高を84億8300万円(同10.3%増)に伸ばして全体をけん引。増益を確保した。
特に第2四半期(7-9月)に限ると営業利益は15億2000万円(同23.1%増)と増益に転じており、会社側が通期の営業利益予想47億円(前期比11.5%減)を据え置いたことで下期(19年10月-20年3月)の予想営業利益は計算上18億3700万円(同26.4%減)にとどまり保守的な印象。増額期待の高まりとともに株価の水準訂正が進みそうだ。
提供:モーニングスター社
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