<特集>掉尾の一振、期待の銘柄(3)=セイノーHD―スマート物流サービスによる改革に期待

株式

2019/12/13 17:46

 セイノーホールディングス<9076.T>をマークしたい。年末年始の慌ただしい時期を控えるが、消費増税の物流に与える悪影響が徐々に吸収されることが期待される。また、子会社のセイノー情報サービスを通じた「商流・物流データプラットフォーム(地域型モデル実証実験)」の提案が、内閣府の「スマート物流サービス」の研究開発項目として選定されるなど、物流改革への貢献も見込まれる。同実証実験では、製造業者それぞれが契約する運送会社が連携して物流需給オープンプラットフォームを構築。製造業者からの運送依頼情報(出荷データ)と、運送会社からの車両の空きスペース情報をマッチングさせ、運送会社間で会社の枠を超えて空きスペースを融通することで、車両の積載を最大化させ、輸送の効率化を目指すもの。人手不足や燃料費の価格上昇による収益への影響が懸念されるなか、早期の実用化に期待がかかる。

 株価は、11月12日に直近高値となる1569円を付けた後、利益確定売りに押され12月4日には1446円まで調整する場面がみられた。日経平均株価が年初来高値近辺で推移するなか、足元では1500円前後でのもみ合いが続いている。3月18日の年初来高値1609円までまだ距離を残しているうえ、PBRは0.7倍台と解散価値とされる1.0倍を割り込んでいることから、割高感はない。

提供:モーニングスター社

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