防衛株に買い継続、北朝鮮また「重大な実験」、石川製など高い

株式

2019/12/16 9:41

 防衛関連株が買われる展開が続いている。北朝鮮の北西部・東倉里の西海衛星発射場で、13日に新たな実験が行われたと伝わった。石川製作所<6208.T>が急騰するなど、半島情勢に敏感な防衛株に思惑が向かった。

 北朝鮮国防科学院が「重大な試験が再び行われた」と発表した。西海衛星発射場では7日にもICBM(大陸間弾道ミサイル)用エンジンの燃焼実験とみられる実験が行われたもよう。新たな「戦略兵器」の開発につなげるなどと主張している。

 株価は石川製が前週末比5.4%高の1900円まで買われ、豊和工業<6203.T>や細谷火工<4274.T>も高い。このほか、放射線対策で技研ホールディングス<1443.T>にも物色の矛先が向かっている。

提供:モーニングスター社

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