ユーロ週間場況=ユーロ・円、重要イベント無事通過しリスク選好の動き強まるか

経済

為替

2019/12/16 16:42

ユーロ高・円安 121.56円(+1.38円)

 9-13日のユーロ・円は上昇した。週初9日は、手掛かり材料難の中、ユーロ・円は小動きとなった。10日は、FOMC(米連邦公開市場委員会)、ECB(欧州中央銀行)理事会、英総選挙を控え様子見ムードが強まり、ユーロ・円は小幅に下落した。11日は、FOMCを受けてドル売り・ユーロ買いが強まり、ユーロ・円は小幅に上昇した。

 12日は、トランプ米大統領の発言を受けて米中貿易協議の合意期待が高まり、ユーロ・円も上昇した。13日は、日本時間午前に英総選挙で与党保守党が過半数を獲得し勝利したと伝わった一方で、米中貿易協議では一部に課している25%の対中制裁関税は維持する方針と伝わり、ユーロ・円は下落した。

 債券市場で、短期債利回りは上昇した一方、長期債利回りはほぼ横ばいだった。米中貿易協議への期待感から利回りが一時上昇したものの、トランプ米大統領の発言を受けて期待感が後退した。ユーロ建て独2年債利回りは前週末のマイナス0.63%からマイナス0.62%に上昇、ユーロ建て独10年債利回りは前週末のマイナス0.29%からほぼ横ばいとなり越週した。

 16-20日のユーロ・円は、堅調か。前週はECB理事会、英総選挙を通過し、15日に発動が見込まれていた米国の対中貿易関税が見送られた。重要イベントを無難にこなしたことから、リスク選好の動きも強まりそうだ。一方、年末に向けて海外投資家が休暇に入ることが予想され、流動性が薄くなる点には注意が必要となる。

提供:モーニングスター社

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