19日の東京外国為替市場見通し=日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁会見に注目

為替

2019/12/19 8:46

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円00銭-110円00銭

 19日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円台半ばを中心にレンジ相場が続くとみられる。

 きのうの米国時間では、米景気減速懸念が後退し、米株高・米金利上昇が進み、ドル・円をサポートした。きょう東京時間もこの流れを受け継いで始まりそうだ。株式市場寄り付き後には米下院でトランプ米大統領に対する弾劾訴追の決議案が可決される見通しだが、市場は織り込み済みで為替への影響は軽微だろう。

 また、日銀金融政策決定会合では政策が据え置かれるとの公算が大きく、15時半からの黒田東彦日銀総裁の会見まではドル・円に大きな動きは出くいとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:日銀金融政策決定会合および黒田東彦日銀総裁会見

米国:7-9月期経常収支、12月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、11月CB景気先行総合指数、11月中古住宅販売件数、5年物価連動国債入札、米大統領選挙に向けた民主党の第6回候補者討論会(ロサンゼルス)

その他:豪11月雇用統計、インドネシア中銀、英中銀、メキシコ中銀政策金利発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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