19日の東京外国為替市場=黒田日銀総裁会見を控え、ドル・円様子見ムードに

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2019/12/19 15:08

 19日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円台半ばを中心に小動きとなった。

 朝方、1ドル=109円55銭近辺だったドル・円は、豪11月雇用統計の強い結果を受け豪ドル・円が急伸する動きにツレて一時109円67銭まで上値を伸ばした。ただ、その後は日経平均株価が下げ幅を広げたほか、米下院でトランプ米大統領を弾劾訴追する決議案が可決したと報じられたことなどを背景にドル・円は軟化した。

 午前の終わりに日銀金融政策決定会合で金融政策の現状維持が決まったものの、サプライズはなく、ドル・円への反応はみられなかった。

 午後に入ると、黒田東彦日銀総裁の会見が15時30分に控えていることから、次第に様子見ムードとなった。

 15時現在、109円59銭となっている。

提供:モーニングスター社

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