24日の債券市場見通し=軟調地合いか

債券

2019/12/24 8:31

予想レンジ:債券先物中心限月(20年3月限)151.65円-151.85円、長期国債利回り0.000%-0.010%

 24日の債券市場は、弱含みで推移し、長期金利はプラス圏に浮上しそうだ。

 前日の米国市場では、株高に伴い債券が売られた。米11月耐久財受注や同新築住宅販売件数は予想を下回る結果となったが、米2年国債入札のやや弱めの結果が重しとなった。「中国政府が冷凍豚肉などに対する関税引き下げを発表したことがリスク選好的なムードを醸成した」(銀行系証券)という。

 国内市場でも売りが先行しそうだ。先物・夜間取引でも安値引けとなるなど、地合いは重い。こうしたなか、財務省が2年国債入札を実施する。市場では、「同ゾーンの主要投資家となっている海外勢がクリスマス休暇に入っており、動きは鈍くなりそうだ」(同)との見方。

提供:モーニングスター社

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