ブラジルレアル週間場況=商い閑散のなか、レアルは底堅く推移

経済

為替

2019/12/30 17:08

レアル高・円安 27.04円(+0.35円)

 レアル・円は底堅く推移した。週初23日は、中国の関税引き下げが報じられ、レアル・円は上昇した。24、25日はクリスマス休暇で取引参加者が減少、レアル・円は動意薄の展開となった。26日のレアル・円は下値を切り上げる展開。米中貿易問題の先行き不透明感が後退、投資家のリスクをとる動きが優勢となった。週末27日は、取引参加者が減少する中、方向感の乏しい展開となった。

 短期債利回り、長期債利回りはともに低下した。米中貿易問題の先行き不透明感が後退、リスクオンとなる中、ブラジル債券は買われた。レアル建て2年物債利回りは前週末の5.03%から4.96%に低下、レアル建て10年物債利回りは前週末の7.05%から6.88%に低下して越週した。

提供:モーニングスター社

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