日経平均は485円程度安、米イラク基地に攻撃と報じられリスク回避の売りが強まる=8日寄り付き
8日午前9時24分すぎの日経平均株価は、前日比485円程度高い2万3090円前後で推移する。午前9時19分には、同524円60銭安の2万3051円12銭を付けている。ロイター通信は、米軍が駐留するイラクの基地にロケット弾が放たれたと報道。外国為替市場で、円相場が強含んでいることもあり、リスク回避の売りが強まっている。きのう7日に大幅高を演じた反動や、現地7日の米国株式が反落したことも重しのようだ。シカゴ日経平均先物の清算値は、7日の大阪取引所終値比130円安の2万3350円だった。
業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、ニコン<7731.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株が下落。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、AGC<5201.T>、ガイシ<5333.T>などのガラス土石株も安い。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株も軟調。信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も下げている。
個別では、ネクステージ<3186.T>、ハニーズHD<2792.T>、薬王堂HD<7679.T>、ボルテージ<3639.T>、ネットマーケ<6175.T>などが下落。半面、豊和工<6203.T>、東京計器<7721.T>、小林洋行<8742.T>、クレスコ<4674.T>、前沢工<6489.T>などが上昇している。
東京外国為替市場は午前9時24分時点で、1ドル=107円台の後半(7日終値は1ドル=108円32-34銭)、1ユーロ=120円台の前半(同121円03-07銭)で取引されている。
(イメージ写真提供:123RF)
提供:モーニングスター社
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