10日の債券市場見通し=売り買い交錯し方向感が出にくい展開か

債券

2020/1/10 8:38

 予想レンジ:債券先物中心限月(20年3月限)152.00円-152.30円、長期国債利回りマイナス0.020%-0.000%

 10日の債券市場は、売り買いが交錯し、方向感が出にくい展開か。

 前日の米国債券市場は4日ぶりに反発。国内市場では、夜間取引で高値引けとなっており、強含みでスタートしそうだ。半面、米株価指数の上昇を追い風に日経平均株価が上昇しており、円債の上値を抑制しそうだ。

 ただ、日銀の長期国債買い入れオペで、低調な結果とならなければ需給の引き締まりが意識され、相場をサポートする見込み。今晩の米雇用統計の発表を控え、様子見機運も強まり、一方向に流れが大きく傾く可能性は低い展開となりそうだ。

提供:モーニングスター社

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