14日の債券市場見通し=もみ合う展開か

債券

2020/1/14 8:23

 予想レンジ:債券先物中心限月(20年3月限)151.85円-152.15円、長期国債利回りマイナス0.015%-0.00%

 14日の債券市場は、もみ合う展開か。前日の米国債券市場は3日ぶりに反発となった。

 中東リスクに対する過度の警戒感が薄れ、投資家が運用リスクを取りやすくなり、米株が上昇。さらに、13日は「米政府が中国の為替操作国認定を解除へ」との報道を受け、米中協議への悲観的な見方が後退したことも債券売りを誘った。

 国内市場では、「休場中に出てきた買い材料(米12月雇用統計の低い伸び)と、売り材料(為替操作国認定解除)を消化すると、方向感は定まりにくい」(銀行系証券)との見方。米イラン間の緊張緩和が和らぐなかで、15日に、「第1段階」合意署名が予定されている米中間の協議に、市場参加者の注目が移る。

提供:モーニングスター社

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