明日の日本株の読み筋=強弱感対立か、先高期待も利益確定売り警戒
あす15日の東京株式市場は、強弱感対立か。14日の日経平均株価は終値で約1カ月ぶりに2万4000円台を回復し、19年12月17日の昨年来高値2万4066円に接近した。18年10月2日のバブル崩壊後の高値2万4270円をも視野に入れ、投資家心理が安定化とともに先高期待は根強い。もっとも、一段高には新たな支援要因が必要との声は多く、利益確定売りへの警戒感が高まりやすい水準でもある。米企業決算とともに、国内企業決算を見極めたいとの見方から、積極的な売買が手控えられることも想定される。市場では、「目先は2万4000円台で値固めを進めつつ、決算をみて徐々に上値を指向するのではないか」(中堅証券)との声も聞かれた。
14日の日経平均株価は3営業日続伸し、2万4025円(前週末比174円高)引け。朝方は、米中関係の改善期待を背景に13日の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行した。円安・ドル高も支えとなり、上げ幅は一時200円を超えた。その後は利益確定売りに伸び悩む場面もあったが、買い気は根強く、大引けにかけて高値圏で推移した。当面は、上値の売り物を吸収できるかが注目される。
提供:モーニングスター社
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