16日の東京外国為替市場見通し=材料出尽くしでドル・円上値の重い展開か

為替

2020/1/16 8:47

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円50銭-110円30銭

 16日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=110円ちょうど近辺では上値の重い展開になるとみられる。

 15日、米中両国は予定通り貿易交渉の第1段階合意で署名した。合意内容は市場が想定していた通りで新味はなく、重要イベント通過とあって、同日米国時間のドル・円は110円をタッチするにとどまった。米長期金利が低下したこともドルの伸びを抑えた面もあった。

 きのうの米国株はNYダウが史上最高値を更新したものの、引けにかけては伸び悩んだ。米長期金利が低下したことも影響してきょうの日経平均株価が売り先行となる可能性もあり、ドル・円のサポート材料にはなりにくいとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:1月機械受注、12月国内企業物価指数

米国:12月輸出入物価、12月小売売上高、1月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、11月企業在庫、1月NAHB住宅市場指数、11月対米証券投資

その他:トルコ中銀金融政策決定会合

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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