16日の東京外国為替市場=ドル・円、材料出尽くしで上値重い展開に

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2020/1/16 15:07

 16日の東京外国為替市場でドル・円は、フシ目の1ドル=110円にキャップされ、上値の重たい展開となった。

 米中貿易協議の第1段階合意文書に両国が署名したことを受け、15日米国時間にドル・円は一時20銭近く値を上げフシ目の110円を付けたが、その後は材料出尽くし感や米金利低下が影響し押し戻された。きょう東京時間朝方は109円85銭近辺だったが、日経平均株価が買い先行で始まったのを背景に一時109円99銭まで上伸した。ただ、その後は日経平均が前日終値近辺でもみ合うさえない展開となったこともあり、ドル・円は109円90銭近辺でこう着。米国時間に米12月小売売上高などの経済指標の発表が控えていることもあり、次第に様子見ムードとなった。

 15時現在、109円94銭となっている。

提供:モーニングスター社

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