17日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、110円台値固めとなるか

為替

2020/1/17 8:52

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円90銭-110円50銭

 17日の東京外国為替市場のドル・円は、1ドル=110円台で値固めとなりそうだ。

 きのうの米国時間は、米12月小売売上高が市場予想を上回ったほか、米株式主要3指数が史上最高値を更新するなどリスクオンムードとなり、ドル・円はフシ目の110円を突破した。

 きょう東京時間でも前日の米国時間の流れを受け継ぎ、日経平均株価が買い先行で始まる公算が大きく、ドル・円も上値を試しそうだ。ただ、円は昨年5月以来の安値圏に近づいていることもあり、国内輸出企業からのドル売り・円買いが出る可能性もあるので注視したい。

 このほか、中国10-12月期GDP(国内総生産)など主要な中国経済指標が出そろう。中国経済指標が市場予想を下回らなければ、リスクオンムード持続でドル・円をサポートするとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:11月第3次産業活動指数、20年国債入札

米国:12月住宅着工件数、12月建設許可件数、12月鉱工業生産・設備稼働率、1月ミシガン大学消費者マインド指数、クオールズFRB(米連邦準備制度理事会)副議長講演

その他:中国10-12月期GDP、中国12月小売売上高、中国12月鉱工業生産、中国19年都市部固定資産投資

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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