ユビキタAIが急騰、株式新聞が「MaaS関連」で紹介

株式

2020/1/17 10:24

 ユビキタスAIコーポレーション<3858.T>が前日比4.2%高の800円まで買われた。株式新聞は17日付1面で、20日召集の通常国会での関連法案提出が見込まれる「MaaS(マース)」の関連銘柄として紹介した。

 マースとはIT技術で鉄道やバス、船、タクシーなどの公共交通をひとまとめにするもの。スマートフォンなどを通じて交通手段の中から最適な組み合わせを選び、予約から決済までを一本化する。今国会ではマースの普及促進へ向け、複数の公共事業者が運賃の届出を一括で行うことができる制度を盛り込んだ法案が提出される方向だ。

 ユビキタAIは、インターネットのセキュリティー対策に強みを持ち、マースをめぐってもニーズをとらえていく意気込みだ。ドライバーの姿勢検知など車室内の安全確保を支援するモニタリングソフトなども販売する。量子コンピューター関連銘柄としても注目される有力小型株だけに、このテーマでも飛躍が期待されると同紙は指摘している。

提供:モーニングスター社

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