来週の日本株の読み筋=決算控え様子見か、売買代金は盛り上がり欠く
来週(20-24日)の東京株式市場は、主要企業の20年3月期第3四半期(19年4-12月)決算を控え、様子見気分に傾きそうだ。この週は、23日の日電産<6594.T>の決算が注目されるが、発表が本格化するのは再来週(27-31日)後半からであり、内容を確認したいとの空気が広がる可能性がある。
日経平均株価は昨年来高値圏に位置するが、東証1部の売買代金は盛り上がりを欠いている。16日は1兆9376億円と今年初めて2兆円を割り込んだ。週末17日は2兆13億円(前日比636億円増)と大台に復帰したが、エネルギー不足は否めず、決算待ちで物色意欲は高まりづらいとみられる。なお、20日の米国市場はキング牧師生誕記念日の祝日で休場となり、手掛かり材料に乏しくなる。
スケジュール面では、国内で20日に日銀金融政策決定会合(21日まで)、21日に黒田日銀総裁会見、日銀「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)、23日に19年12月貿易統計、24日に12月消費者物価などがある。海外では21日にトランプ米大統領の弾劾裁判の審理が始まる。22日に米12月中古住宅販売件数、23日に米12月CB景気先行総合指数などが予定されている。
17日の日経平均株価は続伸し、2万4041円(前日比108円高)引け。終値で3日ぶりに2万4000円台を回復した。良好な米経済指標や企業決算を背景に16日の米主要3株価指数が最高値を更新した流れを受け、買いが先行した。円安・ドル高も支えとなり、寄り付き直後に上げ幅は180円を超えた。一巡後は、利益確定売りに伸び悩んだ後、持ち直す場面もあったが、戻りは限定され、大引けにかけて上値の重い動きとなった。市場では、「短期筋中心の動きだが、先行きは決算を確認した上で機関投資家が動き出すのではないか」(中堅証券)との声が聞かれた。
提供:モーニングスター社
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