<米国株情報>ベスト・バイCEO、同僚と不適切関係の疑いで調査へ

株式

2020/1/20 10:26

 家電小売大手ベスト・バイ<BBY>は、コリー・バリーCEO(最高経営責任者)が過去に同僚の取締役と不適切な関係を続けていた疑いがあるとして、コーポレート・ガバナンス(企業統治)の観点から社内調査を開始したもようだ。米経済専門テレビ局フォックス・ビジネス(電子版)などが17日に伝えた。19年12月7日付で取締役会に宛てられた匿名の手紙がきっかけになった。

 バリー氏は19年6月にベスト・バイで初となる女性CEO(最高経営責任者)に就任したあと、9月に26年1月期(25年2月-26年1月)までに売上高500億ドルを目指す中期5カ年経営計画を発表するなど注目を浴びている。投書によると、バリー氏はCEO就任前から数年間にわたり、取締役のカール・サンフト上級副社長と不適切な関係を続けていたという。サンフト氏は問題発覚後、退社している。

 ベスト・バイの広報担当者は経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルに対し、事実関係の調査のため、法律事務所のシドリー・オースチンを雇用したことを明らかにした。

 バリー氏とサンフト氏はともに約20年前にベスト・バイに入社した。サンフト氏は08年までに副社長(販売担当)に就任。バリー氏は13年に財務担当の上級副社長となり、CEOになる前まではCFO(最高財務責任者)を務めていた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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